


2025.04.08
介護付有料老人ホームとは?費用・特徴・他の施設との違いをプロが解説!
こんにちは、快適住まいの案内人です。
僕は日々、札幌市内を中心にご家族の施設探しをサポートしていますが、「介護付有料老人ホームって、他の施設とどう違うんですか?」というご質問を本当によくいただきます。
実は「有料老人ホーム」と一口に言っても、大きく3種類あるんです。その中でも今回は、「介護付有料老人ホーム」について、プロの視点からわかりやすくお伝えします!
介護付有料老人ホームってどんなところ?
まず、「介護付有料老人ホーム」は、介護保険制度における「特定施設入居者生活介護」の指定を受けた施設です。
ちょっと難しい言葉ですが、簡単に言えば…
👉 介護職員が24時間常駐していて、食事・入浴・排泄などの日常生活のサポートが、すべて施設内で完結する施設です。
運営は民間企業が多く、建物も新しくてきれいなところが多いのも特徴。
高級感のあるホテルのようなところもあれば、アットホームで温かい雰囲気の施設もあり、選択肢の幅が広いのも魅力ですね。
特徴は?安心できる“暮らしと介護”のセット
介護付有料老人ホームは、次のような特徴があります:
- 介護職員が24時間常駐しており、夜間でも対応してもらえる安心感
- ケアマネジャーも施設内のスタッフなので、連携がスムーズ
- 食事・入浴・排泄などの介助は、施設の中で完結
- 看護師が日中常駐していて、持病の管理や薬の管理もしてもらえる
つまり、介護が必要になっても、暮らしの中で支えてくれる体制が整っているんです。
他の施設との違いは?
有料老人ホームの中には「住宅型」や「健康型」もありますが、介護付とは大きな違いがあります。
比較表にまとめてみました:
施設名 | 介護体制 | ケアマネ | 看護師 | 医療連携 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
介護付有料 | 24時間常駐 | 施設内 | 日中常駐 | ◎(嘱託医) | 中重度対応可 |
住宅型有料 | 生活支援が中心 | 外部 | △ | △(訪問診療) | 自由度が高いが要介護度が高いと不向きな場合も |
特養 | 24時間常駐 | 施設内 | 日中常駐 | ◯ | 公的施設で終身利用が基本、費用は抑えめ |
「住宅型」は自立〜軽度の方向け、「特養」は要介護3以上で費用抑えめ、
そして「介護付有料老人ホーム」は、その中間に位置するような存在ですね。
入居できる人は?
原則として「要支援1」〜「要介護5」まで対応している施設が多いですが、
実際には要介護1〜5の方がメインです。
ただし、施設によっては「要支援の方はNG」「医療行為が多い方は受け入れ不可」など、条件に違いがあるので注意が必要です。
介護付有料老人ホームが向いているのはこんな方
- 将来的に介護が必要になることを見越して、長く安心して暮らしたい方
- 家族の介護負担を軽くしたいと考えているご家庭
- サ高住や住宅型では不安がある(夜間や重度対応など)
- 看取りまで可能な施設を探している方
実際に僕がご案内したケースでも、「お母さんが最近急に介護が必要になって…でもサ高住ではちょっと不安で…」というご相談が多いです。
そんなときに介護付有料老人ホームが、ぴったり合うことが多いんです。
入居までの流れ
入居の流れは次のようになります:
- ご家族・ご本人からの相談(快住でも大歓迎です)
- 希望条件に合う施設をピックアップ
- 見学・申し込み
- 面談・書類提出(診療情報提供書など)
- 入居判定・契約・入居!
空室状況や施設の対応スピードによっては、1週間〜1ヶ月程度で入居可能なこともあります。
費用の目安は?
介護付有料老人ホームは民間の施設なので、費用には幅があります。
- 初期費用:0円〜数千万円(敷金や前払い金がある場合も)
- 月額費用:15万〜40万円前後
月額費用には、家賃・食費・管理費・介護費用などが含まれます。
医療対応が多い場合や、特別なサービスがある場合は加算があることも。
快適住まいの案内人からのひとこと
介護付有料老人ホームは、“暮らしと介護の安心セット”だと思っています。
ただ、「介護付」と名前がついていても、実際の中身は施設によってまったく違います。
医療連携が強いところ、レクリエーションに力を入れているところ、職員体制が手厚いところなど、現場で見ないとわからないこともたくさんあります。
だからこそ、僕たちは実際に足を運んで、自分の目で見て感じた情報をもとにご紹介しています。
パンフレットやHPだけでは伝わらない“空気感”も、一緒にお伝えします。
まとめ
- 介護付有料老人ホームは、介護と生活支援がセットになった安心の住まい
- 介護度が上がっても継続して暮らせるのが魅力
- 費用やサービス内容は施設によって大きく異なるので、比較・見学が大切!
「どこがいいか分からない」「親に合う施設を一緒に考えてほしい」
そんなときは、ぜひ快適住まいの案内人にご相談ください。
一緒に、納得のいく施設探しをしましょう!
YouTubeに詳細解説しているのでぜひそちらもご覧ください!